子供部屋へのリフォームは将来間仕切りするだけの間取り

新築現在2LDKのこの家は、「子供の成長を第一に考えたい」というオーナー様の想いがつまった間取りです。“子供部屋は3つ欲しいけれど、子供が成長するまでは間仕切りせずに大空間で遊ばせてあげたい”。それが1階のフリースペースに対するお打合せ当初からのオーナー様のご希望でした。そのためには3つの子供部屋を隣接させた間取りにする必要がありました。そしてもちろん子供用収納も必要です。当初は各部屋にそれぞれ収納をご希望されていましたが、3つの子供部屋にそれぞれに収納を設けると、大空間としては使いづらい間取りになってしまいます。そこで考え出されたのが、お子様3人で一緒に使う共用クローゼット収納。クローゼット収納を1つにまとめることでスペースを有効活用でき、間仕切りのない約18帖のフリースペースが実現しました。その他に1階には主寝室、2階には和室があり、お子様の成長に合わせて間仕切りするだけで子供部屋に簡単にリフォームができる、将来的に子供部屋を3つレイアウトできる間取りプランです。

子育てを快適にできるように細部にまで配慮した家づくり

間取りをプランする上で、小さなお子様がいる場合心配なのはまず階段です。その不安を解消するために、階段にはベビーゲートをつくりました。また、2階のトイレは幅を1.5mとって広々と。これから３人のお子様にトイレを教えることを考えて、空間にゆとりを持たせたプランです。お風呂も一緒に入れるように、1.25坪サイズのワイド浴槽プランに。対面キッチンからは2階のフロア全体を見渡すことができ、お料理中もお子様に目が行き届く安心な間取りです。2階リビングに繋がる小上がり式のモダンな和室はお子様のお昼寝にも最適。2階リビングダイニングの壁一面に作ったカウンター下収納は、オープンな収納棚だとお子様が触りやすいので、収納棚には扉を付ける配慮をしています。2階リビングの一角にある壁面収納棚も、同じ理由から、お子様の手が届かないように位置を高く工夫しています。お子様の元気に成長することと、子育てが快適にできることを第一に考えた間取りプランです。