14坪に理想と機能をコンパクトに詰め込んだ家
間取りプラン[71]
この家の間取りプランは約14坪の平屋でありながら、住宅の機能を集約した次世代の暮らしを感じさせる間取りになっています。この間取りは暮らしを徹底的に分析し、無駄を一切省いた究極のシンプル間取りです。無駄が一切ないためエネルギー効率は最大効果を発揮、省エネ・省コストが実現しています。この間取りはは間仕切りやドアが一切なく、現在は完全にオープンなスペースになっています。部屋を間仕切りする代わりに、視線をを遮った部屋のレイアウトにすることで空間を程良く区切っています。この住宅は家全体がひとつの大空間で、家族の誰がどこにいてもすぐに見つけられそうな間取り。この間仕切りなしの空間は構造的にも心理的にも非常に風通しのいい間取りになっています。
この間取り最大の特徴は限られた空間の中にいくつもの可能性を秘めているところにあります。玄関ホール・洋室・リビングダイニングを棚の位置ひとつで大空間にも個室にも変化が可能です。将来もう一室欲しくなった時は壁で仕切り、また不要になった時は取り外すことを前提とした間取りになっています。まだ廊下などの空間を無くし、部屋と部屋との共有空間を多く利用することで空間を最大限活用しています。空間的な大きさはもちろん視覚的な広がりも考え、随所に工夫を凝らした間取りになっています。 収納兼通路・台所兼通路・玄関ホール兼リビング・個室兼リビングなど様々なスペースを兼用することで最小の空間で最大限のスペースを生み出した間取りになっています。床面積の数字以上の広さを可能にしたスペースの有効利用を是非とも参考にしたい間取りプランです。