屋根裏を部屋に収納に吹き抜けに 明るい屋根裏で繋がる家
間取りプラン[44]
3LDKのこの家は、屋根裏のレイアウトが特徴的な間取りです。この家の屋根裏は窓があり明るく、外断熱工法による構造材現しで開放感も抜群です。2階のウォークインクローゼットや書斎など開放感を必要としない部屋は2階に天井を張り、屋根裏をロフトにして部屋としても収納としても活用できるようプラン。ロフトに昇るはしごは二ヶ所に設置。子供部屋のはしごからも、フリースペースのはしごからも昇ることができるので、家族みんなでロフトを活用することができます。一方、2階のフリースペースや寝室、子供部屋などは、屋根裏を吹き抜けに活用し部屋の開放感を高めています。屋根裏の吹き抜けは間仕切りをしないオープンなレイアウト。2階の子供部屋や寝室、フリースペース、そしてロフト、すべての部屋が実は屋根裏で繋がっている間取りです。視覚的にプライバシーを守りつつ、聴覚的にはあえてオープンに。完全個室の子供部屋ではなく、屋根裏を活かした音で繋がるオープンレイアウトの子供部屋は、子供の気配を感じられる安心感があり、不快な音に配慮するというお互いを気遣うやさしさも育みます。
30坪台のこの家は、家事が楽に行える間取りです。食料品や日用品の買い物が多い奥様のために、キッチンと玄関の距離を短くプラン。キッチンと玄関が近いので、家族の帰宅にもいち早く気付くことができ、料理中の急な来客時も楽に対応できます。また、キッチンに立つ時間が多い奥様のために、和室、リビング、ダイニングをキッチンから見渡せる間取りにプラン。オープンな対面式キッチンなので、リビングダイニングにいる家族との会話も弾みます。子供のいるご家庭ではお洗濯もなかなかの重労働です。着替えや洗濯用品を収納できる収納棚付きの洗濯スペースは、約3帖のゆったりサイズ。洗濯物は、風通しの良い2階のウッドデッキに干して、ゆったりしたフリースペースでたたみ、そのまま子供部屋や寝室へ。子供部屋や寝室のクローゼット収納の一部を部屋入り口にプランしたのは、洗濯物を楽に収納することができるため。家事の負担を少しでも軽減できるように、家事空間にゆとりと効率をプラスした間取りです。